【国名】


ユーク・リヴィエリト連邦社会主義共和国
YUKE-REVIERIT FEDERATION

西ディルタニア地域に存在し、内オスカ海、トランスエステル地方、西ヤード地方、ベロヤード地方、タフリス半島地方、バナッハ、旧ヴァリニール、モーラ等と接する。
建国歴は不明だが、ヤードに次いで古い現存する共産主義国である。

民族構成

  • ユーク人
  • ロタリア人
  • ヴァリニール人
  • イリスティール人
  • ヤード人
  • エステル人
  • ファーレ人

首都
ヴィノグラード

連邦構成国
シュタイエルスカ社会主義共和国
・ヴィノグラード
ヴィンツェント・ロタリア社会主義共和国
イリスティー社会主義共和国
ミルチェア社会主義共和国
内オスカ海・トランスエニプエル社会主義共和国


政体
ミヤーナ・チェルヌィショーフ連邦国家主席

17歳
ヴァリニール地方出身、ヤード東方系民族の血を引いている。黒髪が特徴。
祖父母三代に渡って旧アムリヤスク共産主義者同盟の同志として活動してきた経歴を持ち、連邦再建にためにリルバーンから離脱を決意し、旧ユークの再統一を宣言。半ば持ち上げられた存在であり、実務的な経験は皆無。
やや無計画に民族統一を目指す夢想家であり、内々ではヴァリニールを連邦構成国として編入することを目論んでおり、ヤードに対する分断工作を指示している。

連邦評議会
立法府であり、評議員らは各々の構成国において共産党員投票によって選出する代表で構成される。憲法、人民、革命を擁護する義務を保有する。
各構成国評議員から持ち回り制で評議委員長が首長を務める。

国家状況
経済-劣悪
第一次〜第三次にわたる軍事介入を受けて経済・社会インフラは極度に疲弊している。また二度の財政破綻を起こした経緯から現在まで対内投資が停止している。
通貨制度も混乱し、国内ではリルタニア・フェルが最も信用度が高いとされる。自国通貨は連邦ユー(FU Ю)
主産業は鉄鋼・重化学工業、造船、自動車産業などだが、ほぼすべてが旧態依然の設備を使用し、生産効率が非常に悪い。見るべき点は特にない。
農林水産業においても疲弊した国土で生産力が低下している。

軍事-劣悪
かつて膨張し続けた軍備は整備されず野晒しにされている。ヤードのT-73をモデルとしたYT−55は数千両生産されたが、現在稼働できるのは数百台程度。
戦闘機に至っては専守防衛連邦から供与されたTS-1という骨董品級のものを使用し続けている。紛争による破壊で技術を継承できず、同機の生産能力があった昇陽帝国より招聘する始末。
核技術、弾道ミサイル技術を保有し、当時としては卓越していたが、リルバーン帝国の占領下で多くが破壊されたため、使用できない。現在の技術でいえば、前線基地から千数百キロメートル先のリルバーンの”首都”一帯になんとか命中させる程度の能力しか持たない。

・ミルフ(Mirow)式短機関銃VC25年型
旧陸軍兵器設計局が開発製造した国産品。
最も多くの国内反革命分子を殺害した銃器として半ば崇められており、ヤード製のAB-68(アブトマット・バカーノフ)軍用ライフルに次いで普及率は高い。マフィアでも愛用される。

民生-劣悪
連邦として再統一を果たし、民族テロは減少傾向にある。
しかし、マフィア、宗教絡みの事件が相次いで起きている。特にメトラとの抗争は長く、強引な統一の影で全国で発生するテロの過半はメトラ教徒によると目されている。
民族団結を推し進めるため、「兄弟姉妹愛の統一」をスローガンに掲げており、これを妨げない限りの言論、結社、学問、信仰を自由とした。

トータル・ナショナル・ディフェンス(全人民防衛)と呼ばれる国民の重武装化の結果、数億丁もの拳銃、ライフル、サブマシンガンなどが国内に出回っている。これらがテロに使用される案件は容易に発生し、公安当局の対応は遅れている。
・ユーク系マフィア
ホテル・シーニグラード
長い権力空白の間隙を縫って活動を開始。武装し、情報戦を駆使し、大掛かりな犯罪を行うことで有名。資金源はリルタニア・フェルの偽造から資金洗浄、脱税、美術品強盗など多岐にわたる。
現在の首領はエレーナ・フチーコヴァー(トランスエステル出身)